元旦俳句2020



新春のご挨拶

希望なる若さを保つ年迎ふ   虚石





初詠    虚石


初詣九十年の瞬日よ

紅顔もたちまち髑髏去年今年

師よ母よ今曲がり角年始め

元旦や浜には希望魚跳ねる

枯れたまま生きて子の年お屠蘇酌む




2020年・おめでとう:年賀から



                       2020年元旦
                        高野圭介

 

幸福は歌うが如し歳暮るる  虚石

 自然体を座右の銘にしている圭介さんの句ですね。
幸福は歌を歌うたような、なにげないことも幸福。
口ずさめる毎日が幸福。とっても素敵です。
 

 
                            西村ひとみ



父ちゃんは子供でないのにママと寝る 

-こども俳句より-

   
れんげ菜の花この世の旅もあと少し

-時実新子-

小生はあんまりまじめじゃなくて、俳句よりちょっと滑稽味があったり、
言葉遊びだったり、川柳が好きです。
最近気に入った二句です。どうか良いお年をお迎えください。

                                 
 松本 護





ルミナリエ夢と希望の鎮魂祭

幸せは夢見て歩くルミナリエ

初詣で昭和平成今令和

遍路友偲びて八社初詣

                   
敏郎


この暮に、新聞社のルミナリエ募金に、
俳句二句を添えて送ったところ、
二句ともが新聞に大きく掲載され、ビックリ。


                                     
結城敏郎