碁吉会・・賓客・重鎮・立役者のご協力

                      高野圭介



碁吉会の楽しさを醸し出している源泉は何か?
それは、一にかかって、構成している人達の綾なす雰囲気ではないでしょうか。

その根底にある
自由・ Freedaomというのが、いかなる束縛もない会風となっている。
とにかく、勝敗に拘りのない、笑いが絶えない碁会。

その人達をご紹介しよう。



 家田隆二八段


1996年春の箱根大会から
碁吉会の顧問棋士として、
鋭意、ご指導を戴いている。

家田先生の蘊蓄は棋士会長を長年に亘って
勤められた体験から、囲碁会の話も面白いし、
定石の変遷などは、生え抜きの辞書といえよう。

指導については、疲れを知らぬ若人のように、
いつも、嬉々として盤に向かわれる。

 
 

村岡美香四段


明るく,明るく・・・周りをいつも明るく・・

美香先生の周りはいつもふんわかとして、
誰しもが、居心地が良くなってくる。

今は、棋士と碁会所経営の2本立て。

少女時代の、空手の名手の印象は
今は、面影もない美人棋士だ。



 水口藤雄


日本囲碁文化史・囲碁資料などの第1人者。
著書に「神髄は調和にあり」「囲碁の文化誌」など。

今回、「碁吉会20周年記念・囲碁金言・名碁録集」
碁吉会に寄贈‥贈呈された。

韓国の文人・李承雨と格別のなかで、
氏が病を得て、今回不参加になったのは
とても残念である。



 
 

松山浩


紫明囲碁クラブの席主。
明るく、親碁吉派の碁席を経営されている。

さすがのお人柄で、万人に愛され、
特に、女性の支持者が多い。

今後も、碁吉会の客員として
共に囲碁活動を期待することや切。




井原嗣治


碁吉会副会長。

詰碁の名手で、
毎朝、1時間で7題の詰碁作りが
日課であった。

趣味は「歌うこと」。

歌は素人離れしていて、
歌唱審査委員でもある。


 
 
 

松尾良輔


パレスサイドホテル前総支配人。

碁吉会の私たちは
パレスサイドホテルに着くと、
我が家に帰ってきたような安らぎを覚える。


そんな親しい関係がいつの間にか
醸し出されているのに気がついている。

今後ともお世話になります。




阪本清士


関西学生囲碁OB会の前会長。

学生時代から、強くて、
プロに2子よりも多く置いたことがない。

その碁よりももっと強いのが
人格識見のグレードの高さである。

碁吉会の重鎮としてますますのご健勝を祈る。


 
  

原田芳宏


関西財界の雄とでもしておこう。

重厚な棋風は重厚な人生からの賜。
碁吉会の過たない行き方のサジェッションは
また、抜群で、感謝している。

ただ今、紳士の碁から街の碁へ
変身中。



豊田亘博


才気煥発という気質の持ち主。

しかも、
人の輪を作る独特の才能がある。

人の出来ることに、自分は出来ないはずがない。
それを自負する程の器量人。

右の竹之内正子とのご両人、
広島の高校同窓生。

 
 

中田良知


「コモッテキュウ」の信奉者

大学の学生諸君に絶大なる人気あり。
アメリカの碁友達にも人気抜群!

相手の妙齢は湯浅陽子。
この両爽やか対局はどうだった??

え?負けるが勝ち!?



赤田徳子


トッコさんは人柄中の人柄。
最近腕を上げてきた。

数学の教師だが、勘定合って銭足らず・・・
それがちょいちょいある。

計算と碁は別物?!


 
 

岡 公子


今回、受付代表をお願いした。

戦場で言えば、しんがりをお願いしたようなもの。

真面目すぎるほど真面目!

楽しく楽しく・・生きるのよ・・・


 


湯浅陽子


百科万能選手で、
今回パンフレットのデザイン担当。

碁も絶対的上達は保証付き。
女性の碁を逸脱している。
心は・・・石の接触戦にメチャ強い。

本人は自分の強さに
気づいておられないようだ。

 

池本愉美子


愉美ちゃん本人にはきっと見えないだろうが、
どうしてどうして・・・芯が入っている。

どんな芯が入っているのだろう?

私と話の回転がピシャッと合って
話しても、話しても楽しいお人。


 


梅本和枝


和枝さんのふんわかムードは又、何だ?

碁を打っても楽しいし、
話もたのしい。

いつでも一緒に居たい人。

 
 

橋口一誠


橋口美香先生の厳父。
昔、銃剣道で鍛えた強力な腕っぷし。

大坂のしきつ囲碁教室席主
碁も剛直な棋風。




下村善国


趣味は菜園作りとか。

碁も、相当打ち込んだアカデミックな碁で、
ある碁席の用心棒的存在。

強いのは強いが、自慢もされない。
付き合うほど味が出てくる。

これもお人柄・