20年イベント・第1日・「プロと遊ぼう」

                      高野圭介






碁吉会20周年会長高野圭介挨拶





碁吉会がこの世に生まれまして、ちょうど20年が経ちました。
この20年の長さをちょっと考えてみたのですが、
日本が世界一の強国・ロシアに勝って、世界一となったのが1904年。
それから20年で昭和の御代となりました。
更に20年経って、世界大戦に負けて世界のどん尻になった日本。
その中間、1931年に私は生まれたのです。

20年前は世界一。20年後は世界どん尻。
さて、碁吉会は、いろいろあって平成の御代と共に20年間歩んできました。

この20年間、毎年春秋、30人、40人の方々が碁を打ってきました。
家田先生、美香先生には心からなるご指導を戴いて参りました。
そうして、本日を迎えました。

碁吉会は今年は良いことずくめです。
今回のイベントがこのような盛会になりましたのは、
不世出の棋士・坂井先生の碁聖獲得が大いに力になりました。
坂井碁聖にお祝いを申し上げます。

今回、このイベントに関係しておられる方は、
北は北海道の札幌から、西は九州の果てまで、130名を越して参りました。

先だって、ここにいらっしゃる東京の中田教授と話をしていました。
教授は「碁吉会というのは、論語・学而編の冒頭にあります、
友あり遠方より来る。亦楽しからずや」という会でっせ、と言われました。

来年から、次の10年に向かって歩みます。
またまたお出で下さいますよう念願します。


 プロの指導碁
 いよいよ本番。大方の賓客歓迎の始まりである。

プロの指導碁から始まる。中にはプロの指導碁は初めて、という人もある。
美人に当たって良かったとか、九段の先生は無茶強いとか、いろいろ耳に入る。

   
 公開対局
 坂井碁聖の入場、そして碁盤に記念の署名。 公開対局が始まった。

   
 平安会館の宴会
 平安会館の写場で、記念撮影の後、宴会が始まった。

  
 宴会大爆笑
笑いの神様がワハッハと登場、会場は笑いの渦に・・・

   
13路盤のペア碁
 あと、夜遅くなったが、碁吉会恒例・13路盤のペア碁で楽しんだ。