碁吉会エンターティナー・泰子の世界

                                                    高野圭介

いったい何?  
碁吉会は凄いな!楽しいな!

それは、心から笑って楽しめる雰囲気に充ちている。
身も心も融け込んで、みんな一緒に出来る・・という環境。
新しいとか、昔からの人など、どんな人でも分け隔て無い。

いったい何だろう・・・・?
いったいどこから来るのだろう・・・?

泰子さんと京都
 単純には、そういう人達の集まりということに尽きるのだが、
その人達を惹き付ける何ものかの焦点を探りたい。

大いに与って力になっているのは「泰子さんの発想」か。
まず、
無尽蔵にある古都・京都の魅力を碁吉会に取り込んだこと。




 永遠の京美人

清く 明るく、逞しく



                                      高野圭介


泰子と書いて、ヒロコと読む。

万人が「泰子さん」と呼びかける。だから、泰子さんと言えば、井上泰子のことだ。
いつの間にか、泰子の文字が美人と読めてくるのが不思議だ。

最初の出会いは 2000年、ヨーロッパ・ツアーの時だった。

私は、機内で、何を思ったか、「お孫さんは?」と聞いた。同時に、
当時幹事役の北島さんが「黄金の十年」をレポートに書いて欲しいと頼んだりした。

この不理尽な話や要求が泰子さんの審美眼に火を付けた。

まあ何と、こん畜生!いったい何をと、メラメラと燃え上がったダブルパンチが、
全部私に、2倍にも3倍にもなって、返ってきた。もう手が付けられない。

取り直そうと、北島さんが取りなしに行ったが、「ホンマに怒こっとてやで」としょぼんと帰ってくるし、
私は茫然自失、意気消沈、悄然と我を失うばかり。

折しも、時の氏神が現れた。
河端和子さんが
「明日一日、泰子さんのカバン持ちして、無罪放免して貰いましょう」と。



その後、河端さんの言うには
「泰子さんは京都生まれの京美人。京美人とは、ちょうどこんな人ですよ。ほほほ・・」

それから・・・十年・・・。


 

泰子さんの

凄い発想

 

 古都ならではの白沙村莊・葵祭・都おどり・etc.の魅力を・・・


また、文化の薫り高いお茶会・格別な京料理・弁当・
特別製の京菓子(今回は残念ながら、提案だけで実現し出来なかったけど。)
・・・などの導入。


更に、20周年記念行事として、

♪世界碁打ち音頭2010♪・碁吉会20周年の歩み・丹生神社のお笑いの神様の招聘・
・・など、泰子さんならではの企画・演出・・・

 
しかも、ややもすれば、品格を失いそうな笑いのことでも、独特の感覚で、
品良く纏め上げるという、彼女の格別の才能がすべてを支えている。






 どれほど魅入られたかという泰子さんの出し物を、ここに再現してみよう。


 ♪世界碁打ち音頭2010♪


 碁吉会20周年の歩み

 
丹生神社のお笑いの神様の招聘