家田師範 指導碁 特撰棋譜



家田隆二八段  vs  5子 内山和彦

119手完   白中押し勝ち

 祝 25周年
碁吉会が25周年を迎えられました。おめでとうございます。

私が碁吉会を知りましたのは、高野様が出版された「宍粟の碁」に
出会った20年以上前のことと思います。
高野様はじめ、会員の皆様にお会いしたのは風鈴会で、10年以上前でした。

アマ・プロを含め、国内・海外に圧倒的多数の交友関係を持たれている高野様
だからこそ、碁吉会を25年の永きにわたり継続されたと思います、

高野様が、独力で作成されています「碁吉会」のホームページは、
囲碁関連のホームページとして、その内容と言い、ボリュームに於いても
おそらく世界最大のものでしょう。

今、碁吉会は高らかに30周年に向かって順風満帆で出帆しました!!

 内山自戦記
● 家田先生に初めてご指導を賜ることとなり、かなり緊張いたしました。

● 黒12は緩手、不急の1手とご指摘を受け、目が覚めました。
このアドバイスだけで、この一局、ご指導を受けた値打ちがあります。
少し腕が上がったと感じでいます。

● 白15とたたかれ、つらかったです。

● 黒22は大悪手。何を血迷ったのか、こんなところ、ピンとつぐ1手。
  以下、左下の大損害と、黒石の無残な形は見るにしのびずです。

● 黒62も意味不明。白57の右に打つところ。

● 黒68と小さく獲ったのは情けない。

● 黒82は不要。上辺に仕掛けるところ。

● 黒90は形のようで、この場合はよくないと指摘を受けました。

● 以下、置き石の威力が、まだ残っていますので、打ち続けましたが、
  ついに抜き去られまして、中押し負けです。悪手のオンパレードでした。

                                     内山記