記念大会 特選:熱戦譜

2015年10月 於 シーパル須磨



川口隆司   vs  5子   杉田明子

144手完   白中押し勝ち

                                        川口隆司 自戦記


碁に清遊する

 

明子さんは碁を世俗を離れて風流な遊びをすることと捉えているようだ。
「碁に清遊する」とは明子さんの為の言葉でしょう。

生来、人に尽くす、人の喜びも悲しみも常に共有する明子さんは
万人に対して好感以外何ものも与えない。
皆さま、異口同音に「明子さんとご一緒なら」が合い言葉となっている。

松尾良輔さんと明子さんの対局から、いよいよその感を深めた。
ご両人、悠々たるものであり、仙人と童子の境に他ならない。
(注:本局は川口vs杉田局ですが)

明子さんの居ない碁吉会なんて、クリ−プのないコーヒーだ。

                               高野圭介 記


初の5子局

 


杉田さんと5子局の感想・・・・川口隆司反省



はじめての5子局でどうなるかと思って不安のままスタートした。


○11はヒラキ過ぎで2間。しかも●12にツメられたのに手抜きは無謀。


○27は●6が上へノビて○が分離される。○27は○35にハネるべき。


○59(三々)に対して●が手抜きをしたので、右辺の白模様が大きくなった。