記念大会 特選:熱戦譜 2015年10月 於 シーパル須磨 吉田 健 vs 2子 中田良知 147手完 白中押し勝ち 中田良知 自戦記
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高野会長とのこと | 高野会長と初めての出逢いは、2005年、テンコレ先生主催の チロル囲碁合宿にご一緒させていただいた時です。 それ以来、高野さんの幅広い人脈と行動力のおかげで、 私の世界も広がりました。 例えば、アメリカのPhil Straus さんとは、 US碁コングレスで会う度に高野さんの話が出ます。 |
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さらに、碁吉会の行事を振り返ってみると、 時代祭大会時の 御所での百人1首、嵐峡・保津川下り、 村岡茂行・橋口美香結婚披露宴、エーゲ海クルージング、 などなど、枚挙に厭わない思い出が一杯です。 特に、碁吉会20周年記念大会では、私事ながら、 総合司会を担当させていただき光栄でした。 この時来られた韓国女性プレーヤーとは、2015年1月のオーストラリア 碁コングレスで再会し、碁吉会の話で盛り上がりました。 また、醍醐寺大会で、美しい桜を愛でたのを、ワイフは今でも喜んでいます。 |
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中田先生と 光栄な対局 吉田 健 |
碁吉会25周年大会の3日目・最初に対局したのが中田さんでした。 初対面でしたので対局前にご挨拶の中で遠路東京から来られたとの事。 高野先生と知り合った切っ掛けをお聞きしたところ、 2005年オーストリー・チロルへの親睦 囲碁旅行の折 飛行機の中で隣席となり何と三局も手合わせし 帰路の機中でも又碁を打ったのがご縁と聞き驚いた次第です。 後で高野先生からお聞きしたところ、京大卒業後、東京の大学教授を されておられるとの事でしたが。笑顔の絶えない気さくな方で、 対局前に「棋譜を取らせて頂いてもよろしいか?」と了解を 得られる真摯な態度にも敬意と好感が持てました。 立派な方と対局出来ました事大変光栄に存じ感謝を申し上げます。 平成27年10月28日 風鈴会 吉田 健 |
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白模様の消し方 | 布石の段階、黒10辺りから左上隅三三を巡っての攻防が難しかった。 白9と上辺ヒラキは左上隅から観音開きで、チャンスと見たが、 その三三打ち込みとか、白模様の消し方が難解でした。 模様の消しに、天孫降臨として、黒46と気分良く打ったが、 良かったのは気分だけだったかも知れない。 敵の白模様の中で、折角アグラかいて居直ったのに、 手抜き工事から、中央の大石トン死という無惨な形に終わりました。 遡って、黒138で、一手手入れしておけば、どうだったでしょうか? 中田良知 記 |
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