記念大会 特選:熱戦譜

2015年10月 於 シーパル須磨



川口隆司   vs  定先  田中はる

112まで打ち留め     打ち掛け

                                        川口隆司 自戦記

石のストーリー
はるさんは60歳で碁を覚えた。晩学である。

家田先生の指導碁の後、検討に入った。
棋力に相違して、難しい術語で先生に質問し、自分の意見を言う。
家田先生は「はるさん・・・って、どんな人?」と私に聞かれた。

確かに、勉強の虫なのである。
石が筋っこいいところに眼が行くので、打ってて、気持ちが良い。
その代わり、ポキンと折れる習性となっている。

碁の、筋・形でないところの、石のストーリーという流れに着目??
そのところだけで、一気に開花しそうだ。

はるさんの依って立つところが明示出来ないものかな??
私は自分の不明を恥じる気持ちだ。

                               高野圭介 記


全体を見ていない

 


田中さんと本局の感想・・・・川口隆司自己反省



Mは左上の4六、1間のカカリだった。

 
○26はヘタコスミを一手で二つ打った。如何にも形が悪い。。

 
○54のノゾキは、黒を固めて悪い。右辺をいっぱいにツメルべし。


○112で打ちかけとなったが、白が悪いかな。

 
随所で見るところが違う。全体を見ていない。またまた反省