詰碁への思い


                                   井原嗣治




 碁石を持って変な型を作り、いじっていると、時々は大迷作も出現します。
詰碁は湧き水のようにおもしろいように次々と出てくるし、ハハッッハ・・

まあ、これだけいろいろ型もあるものかと感心しています。
たまには思い込みの作品が出来ることがあります。
その時には*印を付けて、宝物のようにしています。



私はいつも思うのですが、我々アマは元々難しい囲碁は打てない。
易しいところで間違って負けることばかり。
詰碁でも同じで、易しいことが出来なくては何も出来ない。
やはり、「やさしい詰碁・おもしろい詰碁がいい」

したがっていつも初心者向きの易しいのを心がけています。
解答の第一着手も分かり易いのが良いと思うのです。

詰碁に対する自分のスタンスを考えますと殆どが辺の詰碁で、
中央とか隅の詰碁はあまりありません。
それは「隅は変化に満ちていて、正解が多くて難しい。」また
「中央の詰碁は石数の多い割には鮮やかさに欠けて、難しい」

易しいから正解が解るし、達成感もあります。
眠くならないよう、詰碁と取り組めるのです。


今回たまたま骨折して入院。身を持て余し時間があり余りました。
2016年5月5日から25日までの20日間、詰碁との取り組みです。
ともかく、おもしろくやさしいのを念頭に置いた創作詰碁が生まれました。