カタコロン〜オリンピア 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　武田　康 オリンピア画報
オリンピアの見学	いよいよ今日からはギリシャに入りイオニア海に面したペロポネソス半島の 港町カトコロンに入港、ここからオリンピアの見学である。 私はオリンピアとはアテネ近郊にあるものと思い込んでいたので意外な感じで 下船したがオリンピック発祥の地、 テレビでよく見る聖火の採取が行われるのはこの地であった。
感無量	神殿、ギムナジュウム、競技場の跡地、世界最古のホテル跡など 発掘された遺跡は柱石のみを残すものであったが、 ここほど有名なものは無い現場で感無量であった。 ベゴニアやオリンピアード肉躍る　　　　圭介
紀元前に製作	しかし更に感銘を受けたのは考古学博物館の出土品の展示の数々である。 教科書そのたでこれまで再三目にしてきた彫刻、人物像の見事さ、 完璧さこれが紀元前に製作されたことを思うと、 人類はこの間なにをやってきたのだろうと改めて思わされた。 名も知らぬ夏の花咲くオリンピア　　　　圭介