第5日(6月3日)   サントリーニ島

                                                 中田良知

サントニーニ島画報



、 
 テンダーボート
遂に、憧れのサントニーニに着いた。

 大型船は港に入れないので、テンダーボート(はしけ)にて港へ向かう。
ボートと言っても100名以上乗れる動力船である。



 アテニア港へ上陸後、バスで九十九折りの崖を登る。
日光のいろは坂より斜面はきつい。

丘の上の出、約40分で島の北端にあるイアの町に着く。

アトランティス伝説   
日本や欧米での通称はサントリーニだが、
ギリシャでの正式名はティラの由である。

何回もの噴火で出来た火山島で、島のまわりは絶壁である。船が近づくにつれ、
丘の上に白い雪?と思わせる白壁の家々が美しい。


タグボート水天彷彿サントニーニ    圭介


なお、紀元前15世紀の大噴火にともなう大地震と大津波が
サントリーニの古代都市を壊滅させ、
それが「謎の大陸アトランティス伝説」になったのでは、といわれている。 



 マグカップ
 真っ青な空と白壁の町を散策する。
余りの美しさに、思わず町の風景を描いたマグカップを買う。


夏空に青を冠して白しっくい    圭介


帰国後もこのマグカップでコーヒーを飲みながら、このレポートを書いている。



ミコノス島へ出港 
 再びテンダーボートで本船に戻り、午後1時半頃ミコノス島へむけて出港