謹賀新春




2020年新春のご挨拶

希望なる若さを保つ年迎ふ   虚石



瑞雲籠もるこの晨,
目出度く令和の新春を迎えました。
私もお陰をもちまして一帆風順、
無事数え年の90歳:卒寿を迎えました。
今後は以前にも増してよろしくお導き下さい。

                             高野圭介拝

断酒!! 
私は2000年、70歳を迎えて以降,ここ20年間
早寝早起き・断酒禁煙を鉄則としての日暮らしが続いてます。

酒無くて何が己の桜かな   よみひとしらず

これは決して反語ではありません。断酒の勧めです。
酒が無いから「桜を見る会」も自由に人生花盛りと謳歌していること。
酒で健康を損なわず、お陰で身心共に健康と感謝しています。

自然体
昨年2月,熊野古道を訪れたとき,思うところがあって,
人生の指針として座右の銘に「自然体」としました。

「自然体、ありのままの」 素直で優しい気持ちで、
他人が不快な気持ちにならない、気負いのない、自然な態度。
身構えたり、先入観をもったりしないあるがままの態度。

草萌えや座右の銘は自然体   虚石

初春の令月にして、気淑く風和ぐという令和になってからのこと、
今上陛下のお言葉に
「国民の中に入り、国民と自然体で交流する」と述べられた。

また、敬愛する棋士・井山裕太は
「肩の力を抜いて、自然体で打つ」と喝破ました。
(月間碁ワールド2016年10月号P.23より)







十年前、2010年の碁吉会
二十周年記念囲碁大会の写真です。
それぞれの方々と楽しく歩んできた碁の道をいつまでも続けられますように。


2019年は「AI囲碁研究会」で皆で大いに学習できました。


幸福は歌うが如し歳暮るる   虚石



2020年に私に課せられた課題は
「囲碁を哲学する」つまり「囲碁とはどういうものか」です。
諸賢と共に取り組んで、9月に研究発表会を開催します。