有馬ポニョ


お付き合いの良さが碁にも

白番 高野圭介 vs  先 武田 康

有馬六彩:ポニョオフの会    2015920日(火

174手完    白中押し勝ち

                                     自戦記   高野圭介

 
武田さんとご厚誼を戴いて長い。 中国の名人教授杯にもご一緒だった。

特に印象的なのは地中海クルージングである。
松本さん、中田さん、福岡さん、そして武田さんと私の五人のツアーは格別だった。
船中ご一緒した人達にはどんなグループか興味津々だったようだ。
要するに、武田さんは気が良くて、お付き合いも良いのである。

ところが、今回はチト違っていた。
碁を打ちに来ていて、 「百人一局は打たない」という。理由が分からない。
時間はいっぱいあったのに打てなかったら、将来、いつ打つのだろうか?

                                             高野圭介 記




勝った負けただけなら骰子と同じである。碁は手談と言われる所以の石の語らいが命である。
したがって、その直近の将碁友の会での対局を記載した。

二局とも、お付き合いの良さが碁にも現れた。




右は13路盤2子局。




下は19路盤 先番





白 高野圭介  vs  2子 武田 康
                白半目コミ出し

164手完   1.5目白勝ち



白は隅三三を巡ってのアマシ戦術だった。



白 高野圭介  vs  先  武田 康
            
   白36.5目コミ出し

174手完   白中押し勝ち
 


黒69カカエが敗着。中を打っておれば、今からの碁でしょう。