碁句俳川句会

アルカン碁リンピック・・・第二日、10月22日夜

                                             高野圭介


俳川句会とは俳句と川柳の合併句会。

そもそも五七五定型詩には他にさなぶりとか、いろいろあって、
どんな句でも良い、という句会です。

本会では俳句らしい作品は二.三散見しただけだった。

司会は俳句の須賀悦子。川柳の湯浅陽子の両名が当たった。
参加者14名で、互選句から特選…佳作を選出した。




互選特選句

 
第一席

 
筋いいね語尾に必ず「けど」が付く    湯浅陽子

 
第二席

 
いつまでもあると思うな模様と地     高野圭介

 
第三席

 
妙着も華麗(加齢)な技で露と消え    高野圭介

 
第四席


雨降れど地は固まらぬザル碁では    宇田武一





佳 作

 
東西の碁吉が集うしあわせの村      吉田 健

 
子や孫の話題は出さず囲碁仲間      須賀悦子


眠れない天井のしみ石に見え       湯浅陽子

 
アラ探し政治と囲碁は似てるわい     宇田武一