ボウクリ会2014レポート

2014年12月18日  於シーパル須磨

ペア碁について。


13路盤ペア碁は碁吉会の華。2000年頃から始まって、もう15年を経た。
経験則でいえば、時計は要る。持ち時間を15分で、ちょうどだ。プロなら10分だろう。

助言問題もある。一言コミ3目と決めている。
その他は「ペア碁規約」日本ペア碁協会制定に準じている。

ハンディ表は碁吉会制定のローカルルールによる。


ペア碁悲喜交々

面白うてやがて悲しきペア碁かな

そう・・どちらかが不運に遭遇する運命にあるのだ。




 
赤田徳子:宇田武一 vs 先 杉田明子:高野圭介

80手完  黒中押し勝ち




ペア碁

人数の都合で、一人対二人の対決となることもある。

その場合、「普通のハンディ+二子」のローカルルールがある。
13路盤で考えられないほどの大きなハンディだが、
そこはよくしたもので、思想の一貫性は強力な武器。
政治家の思想もそうしたものだろうが。



吉田 腱 vs  先  杉田明子:高野圭介

65手完  白中押し勝ち


杉田明子さん登場
 
杉田さんは20年も余って、碁吉会のお世話を一手に引き受けていただいた。
性磊磊。碁も悠然としたものである。少々のことにはこだわりが無い。

余り碁は打たないが、それでも大器の片鱗が随所に見受けられる。





高野圭介 vs 九子 杉田明子

151手まで時間切れ打ち掛け


本大会キッテの棋伯4名がペア碁を囲んだ。

棋力・勢力拮抗して、なかなかの進行となった。
時間切れで、打ち掛けとなったが、形勢不明のまま措いた。


 


宇田武一5d:高野圭介8d  vs  先  東屋 弘6d:井原嗣治7d

184手時間切れ打ち掛け