政界2つのチキンレース 維新のハシモト・老獪のオザワ
高野圭介 |
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チキンレースは一般のスポーツとは異なり、 all or nothing の、勝つか負けるかのゼロサムゲームである。 見掛けの上の争いなら、確かに「非常識な方が勝つ」のである。 常識は前後関係に配慮するが、非常識は後先見ずに燃え尽きる。 |
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橋下徹 | 橋下徹大阪市長は痛快です。 「クソ教育委員会 バカ文部科学省」と言いながら、 橋下氏の「グレートリセット」などはその典型である。 どこまで既存システムをリセットできるかで勝負を仕掛ければ、 既存の政治を生業としているものにとって、橋下氏の仕掛ける議論に乗った時点で、 勝ちは見込めないということ。 同じく、経済評論家や大学教授も。とくに学者先生は、特定の テーマを深掘りして「教授」になった連中で、横断的に連動する 実社会の動きのように次々とテーマが変わってく議論で勝ち目はありません。 |
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維新党 | 政局になった場合、維新党がどこまで食い込んでくるか。 タイミングの問題もあるが、獅子身中の虫がクローズアップされてくる。 得票結果は4分の1、3分の1、あるいは過半数か?帰趨は全く予測できないが、 政界に地殻変動が起きることには疑う余地も無い。チキンレース突入必死である。 敗北は深刻な結果をもたらすので、参加に際しては慎重に検討すべきであって、 やはりリスクが大きすぎるのでこれを回避しようとした 民自の既存政党は時期を早めて、大連立で対抗しようとした。 これが、岡田副総理の常識派密談の中身とは私の推測。 |
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電力会社 | 潮流電力へ 電力会社と国民・行政との関係も、チキンレースか。 |
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小沢と検察 | 政治家の資金不正(例えば、民主党幹部の)と検察のやり取りはチキンレースになって来た。 一方は政治生命がかかっている。検察もその存在価値を問われている。 足して2で割る余地などない。そんな事態に陥る前に穏やかに 足して2で割る交渉をして、双方ともに譲る合いたいものである。 交通事故のように、世の中100%片方が正しいと云うことはあり得ないのだから。 先日の、オザワは幸運にも、公開の場で、証拠隠滅を成し遂げたことから、 無罪を信じ切っており、発言も「私は罪に問われる理由は何も無い」と、 相当確信犯的に居丈高。 私は、それだけに「オザワ、危ないン!」じゃなかろうか。 |