碁吉会の在り方を考える

                                       高野圭介

寿命30年の法則
物事には栄光と挫折。起承転結は当然の法則である。
また、歴史を見れば、未来が見えてくる・・・とも言われる。

碁吉会創立25周年記念大会  2015年10月19日~21日 於シーパル須磨

今年、碁吉会創立25周年を迎えて、その祝賀会を催した。
この25年間、一つ一つの歴史の中に今昔の感がある。

では、未来が見えたか?といえば、何も見えないんだなぁ

折しも「企業寿命30年の法則」を見付けた。
普通、企業は30才から60才までの30年間のようだが、
碁吉会は(私の)60才から90才までの30年間として、
後5年:2020年で幕、というのもそれなりにいい線らしい。



平成18年2月号 『企業寿命30年説の法則とM&A』

                     大阪市住吉区の税理士法人マークス
                   (税理士法人 マークス)

昭和59年に日本経済新聞社から発行された「会社の寿命」のキーワード“
企業の寿命30年の法則”を時々思い出しますが、
大企業の調査事例から、企業寿命30年説の正しさの実証的な研究がなされています。

企業には必ず寿命がる。
少数の事業にこだわり続けると、そう遠くない将来に衰退し、没落して行く、
限りある寿命を延ばす唯一最大の方法は「変身」であり、
その基本条件は働く人間が仲良しクラブでなく、その組織がどう変わるかである。

企業繁栄のピークはわずか30年、
一業に固執し、環境適応できないと、名門・大企業といえども没落する。
明治以来、百年の産業史の足取りを見れば、変身を忘れた進化なき
企業は生き残れず、変身するためには規模の大小を問わず、
リーダーたる経営者の人間的な努力に尽きる、と述べられている。

中小企業は人間の寿命そのもの、
30才で独立し、60歳で事業生命は弱まる。
戦後廃墟から必死に働いた世代が事業変化の真っ只中にあり、
人生100歳時代を迎え、残された40年をどうハッピーリタイアするか、
真剣に取り組まねばならない。

 行雲流水
人生は離合集散と言いますが、見えない糸に操られて、
人生が歩んでいく。企業:事業:社会が編んでいく。

何一つ自分の思ったようなことにはならない。
流れに身を任せてのたりのたりと泳いでいる。



行雲流水と揮毫したのは藤沢秀行です。

鬼とお多福
来年のことを言うたら鬼が笑う。
ましてや、5年先のことなど、お多福も笑わない。