囲碁サイコアスロン 以前から、トライアスーロンとか、トライアワンロンとか、自分でフィジカルな面だけを考えていた。 高野圭介 |
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サイコアスロン | 「サイコアスロン」という単語を耳にしたとき、 「アスロン」の部分は「トライアスロン」などがメジャーであることから、 おおよその意味が「○○種競技」という意味だ。 「サイコアスロン」はまったくの造語である。 「サイコ」=「psycho」は「精神」「心理」で、 「サイコ」には「霊魂」という意味も含まれているようだ。 また、サイコロジーは心理学。 なお、「サイコパワー」なんていうと、「超能力」という意味にも取れる。 |
根性勝負 | サイコアスロン競技とは、男子20種、 女子14種のウルトラ混成競技をメインとして、 他の陸上競技大会では絶対に行われないような種目を 開催するのがサイコアスロンである。 参加者は「サイコアスリート」。 2日間にわたって20種目をやり遂げなければいけない競技だけに、 根性勝負である。 最後までやり遂げようとする「心理」や、「精神」の力が必要になることから、 大会名とマッチングしているのでこの名前が採用された。 |
真の超人 | 珍競技?「20種競技」とは 20種競技は、サイコアスロンともいい競技そのものは オリンピック種目等ではないため日本ではメジャーではありませんが、 アメリカやヨーロッパでは毎年行われているようです。 種目は、聞くだけでも気が遠くなりますが・・・ 一日目 100m−走幅跳− 200mハードル−砲丸投−5000m −800m−走高跳−400m−ハンマー投−3000m障害。 二日目 110mハードル−円盤投−200m−棒高跳−3000m− 400mハードル−やり投−1500m−三段跳−10000mです。 柴本君の記録は後日、国際協会 http://www.dmultis.org/double.htmへも掲載されると思われます。 解説:陸上競技部 石井監督 |
囲碁は メンタルなゲーム |
昨今は、囲碁はスポーツのジャンルとして把握されている。 また、囲碁はメンタルなゲームとも言われ、 一局の中でも、極度の緊張が、泣き笑いの問題を起こすことがある。 たとえば、緊張の余りポカが起きたり、長考の時、失着が出ることが多い。 つまり、メンタルアスロンであり、サイコアスロンとも言えよう。 |
適度な緊張 | 私は適度な緊張が最も良い環境ではないか、と思っている。 例えば、1日に数局のトーナメントを勝ち上がってきて、ファイナルで、 大勢のギャラリーに囲まれて、 石を握るとき、光栄の場に、自信に満ちた落ち着きと、 少なからず緊張している自分を悦びの最高の場と感じるではないか。 |
囲碁サイコアスロン | 一局の対局中、2時間〜3時間ばかり、 ほど良い緊張こそ碁の醍醐味であり、光悦の境地に浸れる。 トーナメントはそれが数局続くのだ。まさしくサイコアスロンだ。 前から、トライアスーロンとか、トライアワンロンとか、 自分でフィジカルな面だけを考えていた。 身近に、囲碁サイコアスロンがあることに気がつかなかったのが不思議だ。 |