君が代問題・賛か否か

                                                      高野圭介



賛成派


維新の会
大阪府知事 橋本 徹

(抄)


君が代を起立して歌うというのは、社会礼儀であり、組織のルールです。
今の日本、国歌を歌う場では、必ず起立、脱帽を求められる。
教員はそういう場に出たことがないのか、それともそういう場でも起立しないのか。



常識を教えるのが教育現場。
自分の思想で社会常識に違反することは、教育現場だからこそ許されない
。教育組織のマネジメントの第一次的責任は教育委員会です。



反対派


憲法の改悪に反対する
元教職員ひょうごネットワーク
佐藤三郎

(抄)


大阪府議会本会議で、維新の会は他の会派がいずれも反対する中、
全国初の「君が代」起立斉唱強制条約を強行可決、
9月議会で、
職務命令に従わない教員処分に向けた条約制定を目指そうとしている。



何たる傲慢さ、何たる歴史に対する無知、公選法で選ばれれば、
何でも出来ると思っているのだろうか。

憲法19条のみならず自由権規約18条に違反します。
ぜひとも議案を一旦撤回されますよう。 

 オリンピックで優勝の栄誉


オリンピックで優勝の栄誉を讃えるとき、
月桂冠を頭に巻き、 国旗・日の丸を掲げながら、国歌・君が代を合唱する。

何とも言えない荘厳の中に全身が誇らしさに震えるという場面に
立ち会ったことがありますか?

命を捧げさせられた赤子
戦争で、突撃命令一下、日の丸を剣先に付けて、
「オリンピックで優勝」と叫んで突っ込んで行きました。
兵隊は天皇に命を捧げた赤子だったのです。
いいえ、そのように教育され、信じ込まされていたのです。



哀しいかな、かく申す私・高野圭介は
この二つの日の丸を実感して知っているのです。


国家・日の丸

国歌・君が代


いろんな意見があるようです。

「君が代問題、強制する阿呆に歯向かう阿呆」なども強烈です。

7月5日、たまたま「君が代起立強制法律」は合憲!と、最高裁。
そのように、ただ今、テレビで報じられました。


私は戦争は絶対厭です。

万世一系・天皇のために犬死にするなんて、もっと厭です。

しかし、自分の住んでいる日本という国家には絶大の信頼も持っているし、
私の国家観は
「自分は国のために、国は自分のために」という気概も持っています。

単純に、その国家の日の丸、国歌の君が代はやはり大切にするでしょう。