そなぃ せんとぃ てぇな

                                    高野圭介

村上ファンド  
村上ファンドが阪神電鉄に襲いかかっている。
阪神はなすすべもなく、徒手空拳、宿敵・阪急電鉄に
身の振り方を預けたまま、恐れおののいている。

「困ったなぁ、もう。
そなぃせんとぃてぇなぁ

東西南北の島々
何かに似ているな?と思ったら、
今の日本である。


外国に実効支配され、今では帰属する国がどこか、
東西南北の島々が迷うている。

千島の島々を返してぇなぁ。

竹島の島も、そないしたら、困ってしまうで、アカンで。

東シナ海のガス問題。
澎湖諸島の、資源問題はどないなるんや。
あげくは黄砂まで、インベーダーよろしく、堂々と闖入だ。

「嫌やなぁ、
そなぃせんとぃてぇなぁ

京都議定書  
大きな話では、地球が水没しそうなと言う話。

いや・・何と、京都議定書が投機の対象になってしまって、
水位だけは否が応でも上がってくる。

これも「
そなぃせんとぃてぇなぁ

民や下請けに
小さな、身近な話では、弱いところにしわ寄せが来る。
下請けがそうだし、官民の民がそうだ。
自分ではどうにもならないじれったさ。
徒手空拳を如何となす。



そなぃ
せんとぃ
てぇなぁ




あ、そうだ、置き碁の置いた石が多ければ多いほど、
取られる石が増えたような気になってしまう。


碁を打っていても、一つやられたら、
順次片っ端からお呼びがかかり、三途の川の順番が来て、
つい「
そなぃせんとぃてぇなぁ」と言っても、
逃げ場がない。