藤井秀哉六段 vs 二子 高野圭介

143手完 白中押し勝ち

白の発想に感激  

藤井秀哉六段は2003年度新人王戦で準優勝されており、
将来嘱望の大型新人という。

「五の五」を試しているときなので、
早速、指導碁で、ぶっつけてみた。

やはり、
早々白の素晴らしい発想が見られた。
つまり、先生の評にあるとおり、白3と5である。

碁としては、黒72で、アタリを打ちそびれたから、
白79が大きく、碁はそれで終わりになった。

藤井先生講評

黒6は11カケがこの碁では自然の発想。
白13となったとき、黒3と白4の交換が白自慢。
黒40は含みがあって、可。
黒58で、コウツギなら普通。
黒72で、白11に、アタリを打っておけば、まず順調。

白79と、抱えては、白良し。
後は、打ってみたに過ぎない。
白125で、オワか。