淡水学而会

(神戸商大学部四回同窓会)


2018年度年次大会



2018年10月24日 於神戸ポートピアホテル 神戸たむら南館4F

 





 


 


木下 健 会長とのツーショット

 
碁の話になった。

「私は3級ですが、どうしたら強くなりますか?」との質問です。

結論は「3級の方は全局を隅々までよく見て打って下さい。
3段とかの上の方も、5級とかの下の人も変わらないですから,
どっちが勝っても不思議では無いので、心して打って下さい。」

 
私の話の内容です。

「碁には碁には強い組と弱い組があります。強い組は5段以上で、弱い組は4段以下です。
4段以下は皆同じ事をやっています。ですから、誰が勝ってもおかしゅうない。

それは、悪い手を咎めることなしに、お互い団子になって同調して行きます。
5段ともなると、引っ張られておかしゅうなるこはなく、悪い手を咎めます。
7・8段ともなると、咎め方がやられてもその時は分からないほど厳しいのです。

従って、3級から4段の差というのは、
全局的な眼で碁盤を捉えているかどうかの違いです。

政治家・経営者は全局を見て、竿灯を進む習性で、碁を圧倒するのです。
何も勉強しなくても、4段まで到達する人が多いのです。

この私の持論は天下の橋本昌二九段も同調して戴きました」

                                             高野圭介