ゲートボールの打ち方



                                       2015年11月11日

                                          高野圭介

芯から芯を  
 今日はゲートボールの日だった。



ゲートが三つと上がりが一つで、四つの関門がある。
その間、紅白の球を打ち合って潜るのだが、常に距離と強さ、
しかも玉突きの要領で、厚く薄く当てたりもする。

 ゲートボールの打ち方でで肝心なことは、まず芯から芯を打ち抜く。
シャープに打ってソフトなタッチ。この二点が基本だろう。

モハメド・アリ   
須磨には高段者が三人居る。合田澄夫、肥塚哲夫、藤原捷司の三人で、
それぞれ持ち味は違うが、三人はやはり達人の域だ。



モハメド・アリ(Muhammad Ali)の有名な言葉を連想した。
「私は蝶のように舞い、蜂のように刺す。奴には私の姿は見えない。
見えない相手を打てるわけが無いだろう」

(Float like a butterfly,
sting like a bee. Your hands can't hit
what your eyes can't see.)。

 三人の達人  
 この三人のプレーはアリ風に言えば、
蝶のように舞う肥塚。蜂のように刺す合田。
レーザーのように一直線に進む藤原。なのだが、
ゲートボールで最も大切な作戦についてもやはり独特の境地にある。

それぞれの特徴は
「緻密の合田。軽妙の肥塚。豪放の藤原。」とでも言えようか。



シャープでソフト
 私には作戦は到底覗き見る程度しか分からないが、
打ち方について反省しきりだ。

今、自分の打ち方に根本的な過ちのあることに気づいているが、
具体案が分からない。



 でも、ひと冬、まず芯から芯を打ち抜く。シャープに打ってソフトなタッチ。
ゲートボールをする限りはこの二つに自分の境地を
見出さなくてはならないと思っている。