熱気の祇園祭・宵の夢 碁吉会祇園祭大会レポート 2011年7月15日〜17日 碁吉会会長 高野圭介 |
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祇園祭、15日宵宵山。16日宵山。17日祇園祭本番を通して皆さま熱中症にかかる人ともなく、 無事完了しましたこととりあえずご報告申し上げます。 顧みますと、初めから、祇園祭と鞍馬の火祭は諸般の事情から 実行困難と思っていましたのを祇園祭から断行しました。 皆さま、この不可能なようなものを、ご遠路、ようこそお出で戴き、大いに賑々しく盛り上がり、 爽やかな後味を残し、明日につなげて戴きましたこと、厚くお礼申し上げます。
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「コンコン、 チキチン」の 鉦の音 |
今回も、碁吉会の行事を楽しませていただきました。 私は京都生まれの京都育ちですから、特に、 井上泰子さんのアイディアによる「宵宵山」見物は約60年振りの参加で、 「コンコン、チキチン」の鉦の音がいまだに頭の中で響いています。 息子や孫達が突然会場へ現れ、お騒がせして・・・・ 高野圭介(ウン10目コミ出し) vs 先 中田良知 置き石ナシで、コミ碁が碁吉会の定番となりました。 |
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混浴の人間浴 | 初日、宵宵山の料亭「あうん」の席上の実況放送です。 「碁吉会は明るくていいですね」・・・井原嗣治さん 「森林浴もいいですが、碁吉会は楽しい人ばかりの人間浴ですね」 ・・・原田芳宏さん 「しかも 楽しい混浴で、、、、、」・・・井上泰子さん。 |
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そわそわと 参加が待ち遠しい |
宵宵山も酣。林立する鉾や囃子の山の間を縫うて、 私たちもお手々繋いで歩きました。 その時の話です。 「いつもながら、碁吉会の案内が来たら、 主人はそわそわと、参加と言います。 お前も一緒に行こうと言うことで、私も付いてきました。 会長さんは怖い人とばかり思っていましたが、全然違う。 皆さま無茶苦茶に楽しそうで、これもびっくり。 主人が来たい!と言っていたのがようく分かりました。」 |
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夏の暑さにも | 碁吉会は自由が基本です。 みなさま、碁も祇園祭も自由に使い分けておられました。 何のてらいも無く、心の赴くまま、何でも出来る、そういう会です。 3日目の17日祇園祭本番には暑さも何のその、何はさておき、 佐伯美礼・木下ひさえ・三橋紀枝・金沢明子らの美形連が繰り出しました。 |
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記念対局 | 村岡美香四段 vs 先 高野圭介 2011年7月15日 記念対局 121手まで打ち止め |
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剣道と相撲や碁 |
剣道の達人・辻忠之さんの高説に傾注しました。 「剣道と相撲や碁もよく似ているんです。 いざの立ち会いは、いつも攻め続けていないとやられる。 敵がちょっと攻めてきたときは怖いからすぐ反応して(-_-#) 防衛にピクッと動く。 これがダメで、動じない姿勢が問題です。」 |
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オシマイの セレモニー |
戦い済んで会済んで、日なお高いままお開きとなりました。 私は宮垣さんと2人で、まあボチボチ片付けて・・・、 そう思っていましたところ、 大勢の方がオシマイのセレモニーに挺身して戴きました。 東京の三橋紀枝さま、金沢明子さま、地元の下村善国さま、宮嶋信嘉さま、 大阪の原田ご夫妻の皆さまに厚くお礼を申し上げます。 明けて、早朝から ナデシコ・ジャパン世界制覇の熱気に祇園祭大会の興奮を重ねて、 3時間も4時間も見とれていました。 |