人体ずくし囲碁用語
高野圭介作
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部所 |
盤面に 人体のあちこちが 出てくる出てくる
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頭 |
頭のてっぺんから・・・「頭を叩く」「二目の頭見ずハネよ」「三目の頭」「頭をぶつける」
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顔 |
顔は「顔を立てる」「猫の顔」「犬の顔」「馬の顔」「キリンの顔」
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目 |
目は「一眼二足」と言われて、昔から失ったら最も困るものの筆頭に擧げられてきた。
なんと、碁でも眼形を失うと苦労の始めみたいなものだ。
「目を欠く」「目ありめ無しはからの攻め合い」=「ありなし」「目算」
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鼻 |
鼻は「四本鼻は叩かすとも、三本鼻は叩かすな」「鼻づけ」「天狗の鼻づけ」
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耳 |
耳は「耳の急所」
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口 |
口は模様の「突破口」勝負手の「突破口」。逆転の「突破口」
中には「口舌」とかいって形勢不利ならば「手段」と混ぜて使うという説がある。
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手 |
手は「着手」「手段」という基本動作が集約されていて術語も格言も断然多い。
「手筋」「手順」「手所」「手割り」「手勝ち」「手負け」「手もどりは避けよ」「悪手」「佳手」
「両バネ一手ノビ」「大場の手止まり」「手が延びる」「二手キカシを打てると思うな」
「手数を詰めるほうり込み」「無理手」「鬼手」「奇手」「逆先手」「後手の先手」「決め手」
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指 |
指は「目の中へ指を突っ込む」 又、「指運」
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足 |
足は「足早や」「足が遅い」「足がかり」「足場」
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腹 |
腹は「腹づけ」「狸の腹鼓」 「ケイマの腹」 又「腹一杯の地」
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背 |
背は「背中で打つ」「背中が厚い」
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尻 |
尻は「尻抜け」「尻切れ」「尻ぬぐい」
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しっぽ |
人間にはしっぽは無いが「亀の甲のしっぽ付き」
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生死 |
後は生き死にに関するもので 「死にきっていない」「いったん死んで打つ」
「大石死せず」「石が死んだら攻めどりにさせよ」
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最後は「石の命」で締めくくる。
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