「 出  版 」

      



「宍粟の碁」論評
 もの言う翔年(ユリウス)


      

「碁スケッチ」はT・Uのエッセイ集

 


碁吉会5周年。10周年記念出版


『すざら碁仙』 と 『醍碁味』
  
碁に関するエッセィを
「碁きちの碁語り」として、
作品応募して編集しました。
5周年記念出版
『すざら碁仙』B5、472P.

更に十周年記念編纂
第二輯・『醍碁味』B5、208P.




アマ囲碁団中国対局紀行 1978年



      


碁吉礼賛


 強い人と碁を打っていて、碁盤の中から佐為の手を借りて
現れたような起死回生の妙手を打たれて惨敗した時など
「この人の頭の中はどうなっているんだろう?」と思い、
自分には計り知れないヨミ筋におののくと共に、
畏敬の念を感じます。
 
「碁」に魅せられ、「碁」から離れられない人々、
その方々は碁きちと呼ばれます。
碁きちが幸なるか不幸なるかはともあれ、
「碁」がもはや生活の一部となってしまっている人々。
 碁きちが集まってこの本を編集・刊行しました。

 碁吉会刊行の『すざら碁仙』『「醍碁味』は、
碁きちの碁に対する想いをまとめたものです。
各人各様、碁をとうして人生を豊かに送っています。
その基底に、根っから碁を愛好する精神が
アイデンティティとなっています。

 碁キチのエネルギーが燃えさかり、昇華され、輪が拡がっていき、
全国各地の碁きちからのメッセージが寄せられました。
さらに、更に、世界にも拡がりを見せるであろう
碁きち軍団のパフフォーマンスを期して。

『宍栗の碁』は、関西棋院宍粟支部結成以来
十年の記念事業として、地方の『坐隠談叢』ともいうべき、
実証の裏付けのある囲碁活動の歴史が盛り込まれています。
プロの指導対局、トップアマや海外碁友との交流対局も豊富で、
碁の研鑽・愛着をひしひし感じる貴重な文献でもあります。

 アマの手作りの本として、他に類書を知りません。
よくここまで纏め上げたものだと、関係者に敬意を表します。
http://www2.tomato.ne.jp/~go-izumi/
 是非貴方の碁の蔵書にも加えて欲しいと思います。

「碁」に幅が出来、奥行きも深まってくると確信します。
かなわずとも、少なくとも、
碁きち軍団の情熱のほとばしりを肌で感じられるでしょう。


 いずみ書店 久保敏郎 記