ゴルフは体幹で打て

                                         高野圭介


 泳ぎの要諦  
私は一応400metreクロールで泳ぐことにしている。
インストラクターが言うには
「前半は良いスタイルで泳いでいるが、後半は疲れてきてか、
蛇行してきている。原因は左右の腕を平行に水に入れることだ。」
「よしんば疲れてきて、体幹が緩んできても、水へ腕の入れ方で
真っ直ぐ泳げるようになると思う。」



 体幹の疲れ
そう言うと、ゴルフのとき、残り3ホールに体幹の疲れを感じる。
つまり、身体がシャッキッと立っていない。だから、
球の弾道が崩れてきているのを感じる。

そう言うと、
テニスでも2時間ぐらい経ったら、サーブが入らなくなってくる。
何かがおかしいとは思っていたが、分からぬでもない。

そこで、体幹とスポーツの関係を調べた。

 体幹で打て
     
      
                   

ゴルフで打つとき
、上体と腕の力みを抜く事です。

肩が開く、上体が突っ込むのは、上体で打つから
上体が先行して開いてしまうのです。

上体と腕は脱力して、フットワークによる体重移動と腰=体幹で
腕を振れば当然上体が先行して開く訳がないのです。
慣れればいくらでもタイムラグは出来るはずです。


上級者と中級者の違いは腰と肩のラインが連動しない事です。

いよいよの飛距離は次の3点に尽きる。
1.腰の回転。2.体重移動。3.シャフトのしなり。

足裏3点 
フットワークで肝心なことは足で地面を踏んで立つこと。

能の世界では足裏三点荷重(拇指球、小指の付け根、踵)
ということが言われたりするそうです。

これを「足裏3点」と言います。
小指の付け根と踵は乗りやすいので、拇指球にしっかり乗るようにすれば
足裏三点荷重がうまくできるのですね。
体幹を鍛えると基礎代謝もアップするようです。

 腹式呼吸
腹式呼吸を意識すれば体幹のインナーマッスルを緩めることができる。

肋骨をポンプ作用させてする呼吸が胸式呼吸。横隔膜をポンプ作用させてする呼吸が腹式呼吸。

呼吸をするために働く筋肉は自動制御されているが、意識的に腹式呼吸をすることで上手く働いていないインナーマッスルを活性化させることができる。

簡単にできる方法はアブドミナル・スクイズ。仰向けになって膝を曲げ、息を吸いながら下腹部を膨らませる。次にゆっくり息を吐いて力を抜きながらお腹をへこませていくということを10回くらい繰り返す。


腹式呼吸は腹横筋や多裂筋、骨盤低筋群といった体幹部のインナーマッスルを緩める効果がある。それにより股関節や肩関節のインナーマッスルも緩みやすくなり関節の可動域が広がる。

では体幹の鍛え方に腹式呼吸があります。
体幹を意識すれば体幹のインナーマッスルを緩めることができる。

意識的に腹式呼吸をすることで上手く働いていない
インナーマッスルを活性化させることができる。
簡単にできる方法はアブドミナル・スクイズ。
仰向けになって膝を曲げ、息を吸いながら下腹部を膨らませる。
次にゆっくり息を吐いて力を抜きながらお腹を
へこませていくということを10回くらい繰り返す。

姿勢を正す  
体幹の鍛え方に一番お気軽なのは、姿勢を正すことです。

椅子に座っているときは…これを忘れずに。
1、テーブルに肘をつけない。
2、背もたれに背中をつけない。
3、足を組まない。