遺伝子組み換え碁ウィルス G.M.Gors(Genetically Modified Gors ) 高野圭介
2005.08.Jan. −読売新聞・遺伝子操作「北京」の脅威−より ショッキングな活字が眼に飛び込んできた。 「2008年北京五輪には本格化すると言われる遺伝子ドービング」 フリードマン博士曰く 「分子遺伝学の知識さえあれば、簡単に出来る。 もちろん、実効と安全性には大きな疑問が付くが」と。 すでに、1998年に、アメリカ・ペンシルバニア大学で、遺伝子治療で、 15%から30%増しの強靱な筋肉を持つ「シュワルツェネッガー・ネズミ」を開発している。 方法は、皮膚の上に遺伝子を植え付けたり、あるいは特定部門に注入した 遺伝子がホルモンを生産するなどなどである。 ただ、生産するホルモンの量など、制御がとても難しいらしい。 このショッキングな記事に、 私はG.M.Gors:遺伝子組み換え碁ウィルスの出現で 囲碁界に革命が起きるかも知れないと、危惧した。 今までに、 人間が空を飛ぼうとか、水底深く潜りたいとか、ロボットに仕事させたい、 何でも、願望を夢見たものは、ほとんどが実現する実績を積み重ねている。 身体造りも、もうそこまで来ている遺伝子組み換えドービングによって、 不遜な夢が実現されるのは実際に時間の問題らしい。 私のような門外漢には難しいことですが、 天稟の才・天賦の才・蛙の子はカエル・ 天から授かった才能・生まれつき備わっている才能・ 持って生まれた気品とか、天性のものをどう説明するか? したがって、俎上の問題は ・・・夢に託して・・・ この 遺伝された、生まれつき優れた才能の持ち主は 他の誰よりも、正確に早く習得出来るのです。 百倍も千倍も万倍も優れているのです。 いいえ、何倍という量ではなく、質が違う・・と、 承知されています。 獲得形質も まったく遺伝と関係ないとも言えないような気がします。 「碁の素質・知識を遺伝させる手だての可能性」 さあ、 たいへんな問題を背負ってしまった! どうだろう、 21世紀になって、 G.M.Gors (Genetically Modified Gors )=遺伝子組み換え・碁のウィルス で頭脳武装した碁知恵(注:酒は別腸、碁は碁知恵という) 搭載者が棋界に登場するのである。 遺伝子ドービングはある遺伝子を植え付け、ないし注入により、 碁知恵脳細胞を増殖せしむるという具体案は・・・・ まだまだ闇雲の中かも知れない。 囲碁界における G.M.Gors ドービング問題。 想像するだけでも眼が冴えてくる。 ある日突然、具体案の発表が・・・
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