遺伝子組み換え碁ウィルス


G.M.Gors(Genetically Modified Gors )

                                             高野圭介




進化論のちょっとした知識

メンデルの法則によって、遺伝子による種族・個体の性質が
子孫に受け継がれ、進化していることが科学的に周知されています。

その中に(例えば碁のように

後天的に学習し、獲得したものを「獲得形質」と言いますが、
これは遺伝子して、後世に受け継がれるのでしょうか?
進化論では「獲得形質」という言葉は禁句なのです。

最初の進化論はラマルキズムとか、ラマルク進化説とよばれるものです。
非科学的として扱いを受けてきました。

それは獲得形質の遺伝はしないと、否定されたからです。
 これらの説が否定され続けてきた理由はただ一つ、
「では、遺伝子はどのように変わるんだ」ということです。

つまり、
生きている間に獲得した言葉とか、碁とかは遺伝されない、というのです。

この認識は現在、定説となっていますが、
獲得形質が環境そのものになるというのです。

「環境」→「獲得形質」→「環境」と獲得形質と環境は互いに影響し、
「獲得形質」→「環境」→「自然選択」→「進化」という図式が成り立ちます。
参照:(現代の進化論入門)「獲得形質の遺伝は非科学的か」
http://www2.biglobe.ne.jp/~oni_page/Evolution/s0020.htm

そうでしょうか・・・
反論もあって、現在では主流ではないが、

「ウイルス進化説」という学説は結構有名で、
中にはこの俗説が認められた学説だと思いこんでいる人も多くいるようです。
遺伝子をウイルスが伝染して進化が発生すると言うものなのです。

その他、諸説紛々の進化論があります。




2005.08.Jan.

−読売新聞・遺伝子操作「北京」の脅威−より 
 ショッキングな活字が眼に飛び込んできた。

「2008年北京五輪には本格化すると言われる遺伝子ドービング」

フリードマン博士曰く
「分子遺伝学の知識さえあれば、簡単に出来る。
もちろん、実効と安全性には大きな疑問が付くが」と。

 すでに、1998年に、アメリカ・ペンシルバニア大学で、遺伝子治療で、
15%から30%増しの強靱な筋肉を持つ「シュワルツェネッガー・ネズミ」を開発している。

 方法は、皮膚の上に遺伝子を植え付けたり、あるいは特定部門に注入した
遺伝子がホルモンを生産するなどなどである。
 ただ、生産するホルモンの量など、制御がとても難しいらしい。


このショッキングな記事に、
 私はG.M.Gors:遺伝子組み換え碁ウィルスの出現で
囲碁界に革命が起きるかも知れないと、危惧した。



  今までに、
人間が空を飛ぼうとか、水底深く潜りたいとか、ロボットに仕事させたい、
 何でも、願望を夢見たものは、ほとんどが実現する実績を積み重ねている。
 身体造りも、もうそこまで来ている遺伝子組み換えドービングによって、
不遜な夢が実現されるのは実際に時間の問題らしい。


私のような門外漢には難しいことですが、
天稟の才・天賦の才・蛙の子はカエル・
天から授かった才能・生まれつき備わっている才能・
持って生まれた気品とか、天性のものをどう説明するか?

したがって、俎上の問題は

・・・夢に託して・・・

この 遺伝された、生まれつき優れた才能の持ち主は
他の誰よりも、正確に早く習得出来るのです。
百倍も千倍も万倍も優れているのです。
いいえ、何倍という量ではなく、質が違う・・と、
承知されています。



獲得形質も
まったく遺伝と関係ないとも言えないような気がします。
「碁の素質・知識を遺伝させる手だての可能性」
さあ、
たいへんな問題を背負ってしまった!


 どうだろう、
21世紀になって、
G.M.Gors (Genetically Modified Gors )=遺伝子組み換え・碁のウィルス
で頭脳武装した碁知恵
(注:酒は別腸、碁は碁知恵という)
搭載者が棋界に登場するのである。
遺伝子ドービングはある遺伝子を植え付け、ないし注入により、
碁知恵脳細胞を増殖せしむるという具体案は・・・・
まだまだ闇雲の中かも知れない。

囲碁界における G.M.Gors ドービング問題。

想像するだけでも眼が冴えてくる。
ある日突然、具体案の発表が・・・







ウィルスと人間の関係


この世には、
「生きとし生けるものすべてに必ず複数のウィルスがいる。
一つの種には必ず一つ以上の、しかも
その種にだけ寄生するウィルスがいる」

『ウィルスはどこにでもいる』 勉誠出版
日沼頼夫・京大名誉教授 著


なお、私たちの近辺にうようよしていて
怖いなぁと思う病名を列挙しておこう。

麻疹(はしか)・風疹・おたふくかぜ・水痘(水ぼうそう)
突発性発疹・手足口病・ヘルパンギーナ・咽頭結膜熱
アデノウイルス感染症(扁桃炎)・ヘルペス性歯肉口内炎
伝染性紅斑(りんご病)・伝染性単核症
ロタウイルス胃腸炎(冬季乳児下痢症)
ノロウィルス(SRSV)胃腸炎・インフルエンザ
溶連菌感染症・カンピロバクター胃腸炎
マイコプラズマ肺炎・蟯虫症