兵庫県に君臨された棋風の片鱗

                                   橋本紋次郎自戦記

岩城退蔵2段 vs  先互先・先番 橋本紋次郎初段

1926年7月4日(大正15年) 於 播磨囲碁研究会

99手以略 黒中押し勝ち


橋本師自身の講評がある。

白に関する評は、白26.28の2ヶ所。  大半は黒自身の反省に終始している。



 高野の眼では、
橋本師は堅すぎるほど堅く打って、何ら付け入る隙がない。

 戦後、西村師にトップの座を明け渡すまで、
兵庫県に君臨された棋風の片鱗をすでに見ることが出来る。


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