石に力を

   橋口美香四段 vs 二子 高野圭介

2007年7月3日 於神戸囲碁サロン
234手以下略 白1目勝ち

                                     高野圭介 自戦記



先日から、政治家。特に、安倍内閣の言葉に力が無いのを感じていた。
安倍晋三総理の「滑りすぎる舌」を筆頭に、
都岡利勝行政改革相の「資金管理問題」。
柳沢箔夫厚生労働相の「女性の産む機械」発言。から
直近の、久間章生防衛相の「原爆しょうがない」発言。

元来、政治家はメッセージを通して、大衆の中に生きているものだ。

言葉に力のない政治家は哀しい。
弱い言葉で、政権を担当するなんて

天知る地知る、趨勢は見えている。



碁の形勢は常にどちらかに傾いているものだ。
この碁は決して悪くない進行と、思っていたが、結果は1目負け。


局後、美香先生のご指摘通り、
余計なことに目が眩まないで、爽やかに進行すべきものを。

 中盤、抜刀して闘ったが及ばず、動かぬ石の力が欲しい!と痛感した。

本譜の後に、
美香先生のご指摘の、要らぬ動きを省いた棋譜を記載したい。




美香先生のご指摘の、要らぬ動きを省いた棋譜