最後まで 緊張感を

橋口美香 vs  五子 宮垣 実

                                       宮垣自戦記

2007.09.17 於 風鈴会9月
139手以下略 黒8目勝ち


美香先生評
黒22手までで白は右辺と下辺の両方を打ち、黒はカス石を取った。

黒36までの右辺の処理はよかった。

黒の38は上辺へケイマの方がよい。黒66がソッポ。

56の石から一間に跳んで白の大石を封鎖しておれば
この碁を決定出来たと言われた。


黒チャンスとばかり66と戦線を拡大したのが大きな間違いであった。

白85で連絡形となり、やれやれと仰有ったとき、
せめて白67の石を抜いてしまうべきだった。



前半戦をそこそこ上手に打っていても
最後まで緊張感を失わないようにしなければと痛感させられる一局でした。