大局を見る眼

長 俊次自戦記

       橋口美香四段 vs 四子 長 俊次

        2006年7月4日 於 神戸サロン
         135手以下略  白中押し勝ち


右下隅の
折衝


本局は最初、右下隅はセキになったこと自体、折衝が拙かった。
それでも、先手セキだから、打っておくべきだった。
もし、白に手が回ったら、50目の大損だった。


白の大石を

狙った罪


 いよいよの問題点黒126で、
左辺の白の大石を狙ったことだ。
 気負って切断した黒126・130の2子を
逆に取られて大敗してしまった。


大局を見る眼


つまり、白の強力な壁に、黒126キリは
余りにも無謀でということで、
「大局観のないこと」と、反省しています。