一手の悪手が全局に及んだ

                               長 俊次 自戦記

橋口美香四段 vs 三子 長 俊次

2007年2月6日 於 神戸サロン
146手以下略  白12目勝ち


終局して数えてみれば、12目の負けだった。

考えてみると、
白に潰されないだけの碁を打っていたと、反省することしきりだった。
これからはもっと積極的な碁を打とうと思っている。



それとても、問題なのはただの一着。
黒14にすべての責任を感じた。

@そのために、白19まで固めさせた。ちょっとごりごりやり過ぎた。
A弱い白13から黒の力が遠ざかっていって、攻めの影響力が弱まってきた。
B先の話であるが、そのために、せっかく詰めた黒16からの攻めが出来なかった。


黒36も強い石に近づき過ぎている。

ここは単に36と下がって、しっかり隅を守るのはダメだったかな?
自問しても、なかなか良い答えは難しいが・・