白石京子先生の指導碁

                                           吉田 健自戦記
白石京子三段vs三子 吉田 健

2008年7月21日 於風鈴会・神戸囲碁サロン
126手完 黒中押し勝ち


     
布石
布石で白13とカドに来ることは予想していました。

その時黒14とはって、白15に手抜きして、足早に展開する。
下辺黒16の三連星に打てて主導権を握ったと思いました。

理由は白17と押さえても右辺に黒の壁があり、
黒18と代わって充分だと思ったからです。

中盤  
中盤は黒50の覗きは悪手と先生から指摘を受けました。
黒56とついでくれると思ったのが早計で白51と曲げられて形が有りません。

ここは中央の黒数子を軽く見て黒116か、
その一路上ぐらいに打つ方が良いとの先生のご指摘に納得しました。

終盤
終盤にかけて、右辺の白の大石を攻めて下辺の黒が厚くなり、
終盤白107に打ち込まれた石を適確に攻めて勝ちを得ました。

先生は、中盤の白63が見損じで黒64と切られて悪くした、
とおっしゃつていました。

謝謝
白石京子先生

橋口美香先生がヨーロッパに旅行中のこととて、
美香先生に代わっての、ご指導有難う御座いました。
先生の今後のご活躍を祈念して、お礼の自戦記とします。