碁を覚えて六ヶ月の若人に驚嘆

大会第1回戦

川口隆司 1級 vs 二子 須波晁司 3級(関西大学)

***手以下略 白中押し勝ち 初陣を飾る

 
須波さんは弱冠20歳。囲碁歴六ヶ月。大学の囲碁部でしごかれているようだ。
対局態度もみずみずしく、好感の持てる好青年。ヤングパワーのエネルギーを感じる。

対局中、「あ、そんなとこ、ポン抜かしたらあかんわ」とか、「うーん」とか、応援団の声援が飛び交う。

やはり経験不足からか、私でも分かる黒の素朴なミスに助けられたが、危なかった。

 



対局後、「検討しませんか?」と言われた。
棋譜を採っていないのに、着手がすらすらと出てくる。手順まで正確。
経験6ヶ月でこんな芸当が・・・・良いなぁ。

私など、棋譜を付けていて、覚えていない。嗚呼。


他の碁も死にものぐるいで打った。団体戦と聞いていたので、負けるわけにはいかなかった。

碁は三局とも負けたり勝ったりしながらの経過だったと思うが、
苦しいときも必死になってヨンで打った記憶が生々しい。


優勝に貢献出来たことはこの上もなく嬉しかった。良い経験になった。