才覚溢れる着想にビックリ。悠斗君の驚異

                                         高野圭介


 

願わくば、悠斗君の一歩一歩進歩の驚異を棋譜に残そう。 ご家族の方々が打てるのは今の内でしょう。


 

いいな、いいな、関心事も良い。

 

高野圭介  vs  五子 表 悠斗

149手まで、時間切れ打ち止め


ほとんどがノータイム。澱みが無い。筋の良いこと、天下一品。
天才とはかくもあらんかと、新鮮さに驚き、私自身、興奮の坩堝だった。

問題は無いでもない。それは些細なことだ。
もし、一年先、5段の壁に届いたら、いよいよホンマモン。刮目して見るべし。

                               高野圭介 自戦記


 

 
悠斗君の上達の秘密は何だろう。
本人自身の資質。家族の意気込み。指導者の凄さ。友人も含め環境の良さ。etc.

森山直棋先生は今をときめく村川大介師のお師匠様。
その森山教室と長尾宏先生。筋の良さにドップリ浸かって雨後のタケノコのような成長ぶり。

さもあらん、さもあらん・・・・この作業中、吉報が届いた。

悠斗君が、明けて2015年5月5日、朝日少年少女囲碁名人戦京都大会に出場した。
5級で出て4連勝−3級に昇級。 続いて、2級で出て4連勝。そこで、初段認定された。
お見事!

振り返ってみると、2014年年6月石を持って、丸1ヶ年。初段になった。
私は上欄にもう一年で5段が見えてきたら、ホンマモンと書いた。
それが単なる話に留まらず、具体化しそうな雰囲気である。