せっかくの解説・・・忘れないように 加田美保子自戦記 家田隆二八段 vs 加田美保子 家研 5子局 2004年6月3日 於ランカ 161手以下略 191手完 黒6目勝ち ランカへの道 ・・・私が勤務していて、20年間通い慣れた道・・・ その職場で、碁の手ほどきを受けたのである。 不思議なほど 今日はその頃の感慨に耽りながら道を急いだ。 ランカにはすでに家田先生の温顔があった。 素敵な笑顔のやさしい先生の前に座ると、いささか緊張する。 先生の評を記憶しよう。 黒6は124にコスミツケて、重くして 6 と攻める。 黒20は135と、上辺三連星が足早であった。 黒32はぼけていて、35と、右上隅にシマリがいい。 思いがけず 白33と、いきなり三三打ち込みである。 途端に、気持ち的に、弱気になってしまった。 黒80はその隣、81ツケて、右辺を荒らすところ その他、左上の隅の変化や、一合マスなど、 いろいろ懇切丁寧に教わった。 願わくば、このせっかくの解説を忘れないよう 記憶に留めておきたいと願いつつ 家路に就いたのだが・・・ |