1目と1子の違い 家田隆二 vs 高野圭介 2子局 於ランカ 2004年4月1日 197手以下略 白8目勝ち 月例家研に、久々に10人もの参加者を迎え盛会で、 わいわいがやがやと、賑わいの中の対局でした。 細かいながら優勢を信じたが、だめ押しを、と思って、 打ったのが黒196。 これがとんでもない失着で、10目そこそこの損。 大逆転!で、金星が掌中からこぼれていった。 いつものことながら、大アマちゃんだった。 家田評 黒34まで、黒優勢 黒40はスルドいオキ、「来たか」と先生。 黒42、44が悪手で、単に46とツケて、手だった。 黒72と、中央志向の態勢を整えたが、先生は 「この折衝、黒1目の損」と言われた。 「たったの1目?」と聞けば、 「置き石1子です」と言われた。 「ダアー」 しかしながら、精一杯持ち堪えている内に 白134がアマちゃんで、黒152と手が回って一気に黒よし。 黒優勢のまま、終盤を迎えたが、やんぬるかな 黒196で、白197と応じられて、10目余りの損。 天を仰いで、慨嘆す。トホホ・・・ |