白、変化球の連続

                                    高野圭介 自戦記

家田隆二八段 vs 二子 高野圭介

2006年2月月2日 於 ランカ
181手以下略 白7目勝ち

変化 1

立ち上がり、白7は緩んでいると、判断したが、
白7はかって
宮本直毅九段に白番小山靖夫九段の対戦に表れた
と言う。
白7に対し、黒は43と打っていた由。

変化 2

黒66で、67にツギたいが、コウ材が19のところにあって、無理だった。

悪手 1

黒96は108ツケが筋

悪手 2

黒122は最後のチャンス。
39の下にツケて、ハネはキリチガイ。タチは中へ沿うて打つ。

実は、黒98が疑問で、98で39の下にツケて、打てば、
おそらく、黒は優勢に立てただろう。

気持ちよい攻め

黒96と98の二つはやはり、いい手だった。
後も、ずーと、リードしていた。

形勢判断の誤り
足りない進行と、ばかり思ったのが大間違いだった。

失着黒146キリ
充分地も足りているのに、無謀な黒146キリ!
自殺手だった。・・・・冷静さを失っていた。