気合いに欠けるものあり 高野圭介自戦記 家田隆二八段 vs 二子 高野圭介 2007年1月3日 於 パレスサイドホテル 99手完 白中押し勝ち |
|
---|---|
正月早々の碁会とは粋なもの。 3日はライフ大阪囲碁倶楽部でも碁会があるし、 他にも誘われている。 世の中には心は三つ、身は一つといった嬉しい悲鳴である。 家田先生も恒例となっている我々の碁会には 「来ることにして、来た」と言わぬばかりにお出で頂いている。 |
|
本局、黒46は「何とも、面白い!」とお褒めを戴いたが、 その後の打ち方が、中途半端であった。 黒48からが緩んでいて、気合いに欠けるものありと、お叱りを受けた。 ここは、45の上をハネ、緩まず押し切る。 この気合い不足が尾を引いていると。 |
|
黒54がよそ行きで、57から競って打てば、充分戦えた。 敗着は黒62ハネ。 まだしも、70から2段にハネて打てば今からだった。 早々と終局。まあ何と! |