地合い軽視が課題 家田隆二八段 vs 二子 高野圭介 2007年9月6日 於家研:ライフ大阪囲碁倶楽部 106手完 白中押し勝ち 高野圭介 自戦記 |
|
---|---|
佳着の切れ味 | 家田八段は黒64まで、互先の碁の進行で、言うべき無しと、評。 もし、黒66で、57と、受けていたら、黒完勝だったとも。 つまり、黒の確定地が大で、中央の黒も眼形豊富。言うことのない好局だったのに。 遡って、黒50からのデギリが意表を衝く佳着の切れ味だった。 |
思想が悪い。 | 犯人は黒66。思想が悪い。 万全の碁を不幸の淵に突き落とした黒66。この一手が、 勝利の女神に幸不幸を分けさせた。 私は黒66で、左辺の黒は眼形豊富で、ワタルのをいさぎよしとせず、 白をバッサリ切って、攻め続行!だった。これがいけない。 今後、地合いも軽視しないよう、反省することしきり。 |