何だか分からない充足感

家田隆二八段 vs 二子 高野圭介

2007年12月6日 家研・ライフ大阪

           手完 黒中押し勝ち


自由奔放に
観戦しておられた原田芳宏さまから嬉しい電話を頂いた。

「自由奔放に打って、凄い碁ですね。
私もあんな碁が打てますかね。」


感触で分かる
勝敗の帰趨


プロは感触で勝敗の帰趨は分かるものだ

しかし、この碁に限っては
先生も感触だけでは結果の予測は無理だった。

流れに酔うて
一手一手の可否は多々あると思うが、
流れの中、黒は押して押して押しまくり、
決め所が次々表れていた。

その流れ自体に私は酔うてしまった。



分からない
充足感



お終いに、瞬間に大いなる錯覚が生じ、
むざむざ4子を提供して、碁は終わった。
整地して、黒4目負け。

そのことはたいしたことでは無かった。

いつでも、どこでも圧していたし、
最後まで残っていた。 のに、のにである。

でも
、何だか分からない充足感でいっぱいだった。