定石の心を汲んで

                                                 高野圭介反省記

家田隆二八段 vs 先 高野圭介

2010年8月5日 於 しきつ囲碁クラブ・家研

194手完 白中押し勝ち

問題1
問題は左上の変化である。

白62まで、白は最強の態度。今、黒にとって最大の難所で、
白62に対する最善の対応・黒63を問われている。

私は「急所!肩を切れ」と、黒63を切ったが、
危ない
白64で、67サガリなら、打つ手が無いではないか。
定石の心を汲んで、・・・大事にしないと。

単に、67ハネであった。
さすれば、後は、白の手に乗って、変化に入るのだが・・・。

隅を一旦捨てて、黒69の好点に回ったが、後の攻め合いも難しく、
この進行は悪くない。これも一局だったとのこと。 

問題2  
左下、黒91単ヒキで、左下の星にツケヒキを打ってから、
すぐ、右上のコウに転じるのだった。

問題3
黒99はツギの一手。
コウ材は黒に腐る程あるんだから、ツイで戦う。

分かっていて、当然打ったつもりでつい、抜いてしまった。
打った積もり。よくやる大ポカ!
そのツモリ、がいけない。

問題4
黒101と、三三入りもダメ。
中央105ボーシぐらいに、模様を大事にしなければ・・・。

これだけチグハグが見えて、良いはずがない。
明日への礎となるべく、独り反省しきり。


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