ご恩返し 師匠からの贈り物 高野圭介自戦記 家田隆二八段 vs 先 高野圭介 2010年9月2日 於 しきつ囲碁クラブ・家研 225手以下略 黒16目勝ち |
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失速の種 | 嬉しい師匠からの贈り物・・・ご恩返しの一局となった。 いつも、中盤から失速する、と、思っていた。 違う!その前に、失速の種が潜んでいた。 それを未然に処理出来ていなかったということ。 それもそうだが・・・自分は種も植えていない。 |
例えば、ヨセ | ヨセの効く碁形が無ければ、ヨセられない。 アジ良く、力強く、意欲満ち溢れる碁を打とう! |
師匠の言葉 | 対局が済んだとき、最初の師匠の言葉 「一つ半ぐらいの問題点があったが、ほとんど完璧!」 黒33キリは白34と代わって、害あって益なし。 黒65ツギは2*2(98)が正解で、問題なかった。 「白は足りなかったけど、差が広がったのは、えっ、なぜ?」 |
道教の老子 | 道教の老子は言う。 「道は無い。それが道だ」 「天地の根っこ、そこから湧き出るものは混沌として尽きない。 まったく道の命は いくら汲んでも、いくら汲んでも掬み尽くせないものなのさ」 |
坂井先生と一緒に | 振り返れば、碁聖戦の5局を常に検討したりして、 時間いっぱい坂井先生と一緒に考えたことが、 少し碁を変えたのかも知れない。 もっともっと碁の道に浸って、掬みたい。 |