それはいったい何だったのだろう?

一定のメドを立てて・・・幅の色香に惑わされ・・・おっと、方向が違ったか


家田隆二八段  vs   2子 高野圭介

2011年6月2日 於 家研・ しきつ囲碁教室

281手完   黒投了
                                               
 高野圭介自戦記

 突然のオキ
白39オキはマヤカシの一手と思った。

しかし、そうでもなく、いろんな味を見たものと、理解した。


一定のメド
黒56は58のオサエであったか。

その場合、白は右下にまだ治まりきっていない石を抱えて、
黒には一定のメドが立っていたのでは。


幅の色香に

惑わされず


 

それは嘘です
黒58オサエは方向間違えのウソであったか。

オサエた方向の幅の広さに惚れ込んだのが、あばたが笑窪に見えたためだった。
結果で見たら、59からオサエたら、左辺の幅も結構あって、
右隅も切り取り(後手活きは残っているが)黒の態勢は万全だった。

方向音痴
 

 嗚呼無惨!
敗着・黒132は大ポカ! 呆然の一手としか言いようがない。