家田隆二八段 vs 先 高野圭介 2012年5月3日 家研 於 しきつ囲碁倶楽部 196手完白中押し勝ち(但し、参考の変化図参照のこと) 道すがら、鯉のぼりを散見しながら朝の散策を終えて、いそいそと大阪へ運んだ。 高野圭介 |
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快心の石立 | 黒7の時「その場所といい、タイミングといい、絶好!」と評。 黒115線からのカケの構想は気分がいい。 |
本局黒31手まで快心の石立であった。少なくとも、黒充分と思った。 白42から右辺は黒白の提灯行列という展開が面白い。 |
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中盤の難所 | 黒71は左辺のデギリを見て、下辺を治まった積もり。 黒101ボーシで黒好調とは思ったが、他に巧い手は無いものか? 黒111はうっかり悪手で、113カタツギでなければ。 白も打たずもがなの悪手2手。白128と132。 特に、白132は黒133と交換して、負ければ敗着ともなろう。 黒は好調!と思う。 |
危険な安全策 | 黒135は安全策をとったが、悪手。 検討図の進行が良かったと思った。これなら、勝負。 左辺を存分に打ち廻した形となったが、 やんぬるかな白196で、地が足りなくなった。 |
家田隆二八段 vs 先 高野圭介 勝負には負けたが、碁自体には大いに満足している。 |
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家田隆二八段 vs 先 高野圭介 検討図 |