かっちりセレナーデ

家田隆二 八段  vs  先  高野圭介

白中押し勝ち

2012年11月15日 碁吉会須磨大会

                                      高野圭介 記


今回の対局規定には、新しいコミ碁制を用いたから、
家田先生の指導碁とてもたいへんで、先生のお話によると、

初段格の持ち点・福岡正さんとの対戦には、向先でコミが120目あったので、
打ち方が分からず、何かしていると、結局、2つ石が死んで、8目勝ちでした。

当然とはいえ、獅子が兎を捕るのに、全力で当たる・・・ように、
家田先生は全局、気合い充分。全勝された。

もちろん、ぶっちぎりの優勝である。


プロ指導碁の鉄則、2勝1敗ペースをかなぐり捨てて、盤に向かわれた。
きっと、先生も楽しかったに相違ない。

その余韻もあってか、本局もサラリとセレナーデ!


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