超気持ちいい!


                            松本倶之 自戦記

家田隆二 vs 松本倶之

4子局
2004年12月2日 於 ランカ
124手完 黒中押し勝ち


この指導碁は百数十手で先生が投了。私の完勝譜となった。
ことしの流行語大賞 ”超気持ちいい!”があてはまる。

別段、先生にポカがあったわけでもなく、
こんな勝ち方が、もうすこし続けば、
堂々と3子に昇格させてもらおうかと思っている。

甘いか? 甘いだろうなぁ。


さて本譜だが、家田先生の評から・・・

序盤戦

棋譜で序盤に白19とグズンで逃げ出したのには驚いた。
私の安っぽい定石書には載っていない。
力を試されているのかなと思ったが、結果は案の定かなりやられている。

黒の正しい応対は黒25とケイマにかけるのがよいとのこと。
白を封鎖できる。これを覚えただけでも収穫であった。

碁敵に早速これを使ってやろうとワクワクしている。

中盤戦

黒82とツナイでは上手いという感触があったが、よく見ると
白89までの白の一団はダメを走っているだけではないか!
黒90とスミを固めて、2線が結構多いが、実利が充分で、弱い石がない。

不思議な打ち回しとなっている。
検討のときですが、
先生は「黒上手いね!」と賞賛のお言葉を頂く。

黒104と打ち込んで、なお、地が多くて厚いと自負すれば、
雲の上を飛んでいるような、足のつかない感じになり、
このブッチギリの感触が何か間違いかと怖かったが、
コウを取ったとき、先生は投了された。

”超気持ちいい!”