筋悪で、鑑賞に堪えられず

                                        松本倶之自戦記

家田隆二八段 vs 4子 松本倶之

2006年6月1日 於 ランカ
103手完 白中押し勝ち

良い勉強
この碁は初めから筋悪の連続となった。
私が心懸けている「鑑賞に堪えられる碁」には
ほど遠いものとなった。

手直りで、ご指摘を受けた点はいい勉強になった。

家田評
@黒10は隅を7の下にオサエる。
ここで、白106ならば、104ハネで応える。


A黒28は34に一間にトビツケが形良く手筋。


この2点だけでも、指導碁の値打ち充分。
眼からウロコの感がある。


私の所感
思うに、
碁の骨格が決まる序盤の50手までが
私にとって良い勉強になる。


ネジリ合いの中盤は実戦を重ねて、
実力を涵養するしかないものと思っているが、
天から降ってくる妙案はないものか・・