千載一遇のチャンスを逃す 宮垣 実自戦記 家田隆二 vs 宮垣実 2003.11.06 於 ランカ 3子局 白40目コミ出し 手完 ○中押し勝ち 死んでも取られても、渾身の力で切って貼って戦おうとした。 以下、残念無念の急所の一点を聞き及び給え 家田評からの私の感想 譜にはABCD・・・が入らないのが残念だが、 恨み節を想像して、譜を追って下さい。 ただし、強い人はスス・・と、読めるのだそうだ。 問題は黒70の一手! 「黒70の手を強情にAと打ち、 白B黒C白D黒Eまで追いつめるならば 白Fに対して黒Eとあて白Fで61の黒石が抜かれ、 黒はGと当てると白37と抜き、ここに大コウが発生する。 コウ材は黒に上方左辺の二線に伸びる有力な手があって すでに、白は死に壺に片足を入れていたようだった。」 こんなことが分かっておれば、そうするのだけれど、 検討を聞くまでは人ごと。 もう学習済みだから、次からはきっとそうする・・ とは言え、知らなかったから仕方がない。やはり 千載一遇のチャンスを見逃してしまったことは かえすがえすも残念きわまりない。 |